腰痛・膝痛でもあきらめない!「激しい」だけじゃないのがフラメンコ

こんにちは、みのもはるかフラメンコ教室です。

 

横浜に住んで1年ほど経ちますが、近場でフラメンコが観られる所って全然ないなぁ、、なんて思っていたところ。

生徒さんの一人が「近所の公共施設でフラメンコの催しがあるんです!」

とウキウキしながら話してくれました。

 

プロの方によるショーなのか、練習生の方たちの愛好会なのかは不明ですが

「フラメンコのショーは貴重なので行ってみます(笑)」とのこと。

 

その生徒さんは全くはじめてで教室にいらして、まだ2~3ヵ月しか経っていませんが、

普段からYouTubeで動画を観たり、家で自主練したりしているそうで。

 

そうやって積極的に知ろうとしてくれること、興味を持ってくれることは私にとっても本当に嬉しいことです。

 

 

そのあとも少しフラメンコについて話を聞いてみると。

 

「フラメンコで膝を壊したとかいう話を聞きますし、激しいイメージから、敬遠しちゃう人も多いと思います。まず、観られる機会もそもそも少ないし、「フラダンス」ならなんとなくイメージが湧くけど「フラメンコ」だと勝手な想像でしかないです」

 

そして帰り際に

「先生のクラス、こんなにゆるやかなのにね(笑)」

 

 

本当にそうなんです・・・

皆さんはじめから「フラメンコ=激しく、情熱的」のレッテルを貼ってしまっていますよね。

もちろんそういう一面もありますし、間違いではないです。情熱的なダンスがやりたい!という方もいると思います。

 

ただ、あまりにも「激しさ」の面ばかりがイメージづいてしまっていて、それゆえ手を出せない人がたくさんいるのが悲しい事実です。興味はあるけど、年齢や体力を気にしてチャレンジできない、とか。今更情熱は恥ずかしい、とか。ヨガやフラダンスが習い事中で不動の人気を誇るのはなぜでしょうか?程よく体を動かせるから?ケガしないから?

 

「フラメンコってあんまり動かなくていいんだね!」とか

「怪我しなそうで、私にもできそう!」とか

 

言ってくれる人がもっと増えたらなぁと思いますが(^^;)

なんせ観られる機会も少ないのだから仕方ないですね~

 

 

フラメンコは膝を痛めるのか?

誰しも健康にはなりたいけど、体を壊してまで趣味に没頭しようとは思わないもの。

「膝や腰を痛めそうだから、やめておく」

はフラメンコが敬遠される理由NO.1です(涙)

 

フラメンコを始めると、具体的にどういったことをやるのか。

ちょっと動画をお見せして、安心してもらいたいと思います(^^;)

 

こちらは初級クラスで教えている「ブレリア」という曲の一部です。

ご覧の通り、飛んだり跳ねたりといった激しい要素は全くないですね・・・!

 

ステップ、腕と手指の使い方、そしてリズム遊びが基本となります。

あとは生徒さん曰く、「歌との絡みが難しい」とのこと。

12拍子のリズムに、聴きなれない歌、ステップや小技はシンプルな動きですが難易度は十分です。

 

膝や足が痛くなる理由の一つに「ヒールの高いダンスシューズを履くこと」が挙げられます。

が、私の教室の初級クラスはスニーカーでOKなので、ここもクリアです。

 

 

参考【初級 ブレリアクラス】*青字クリックで各クラス詳細に飛べます

横浜(金16:15~)   >関内・馬車道(水14:00~)  >高田馬場(火15:00~)

 

 

 

 

一方こちらは「セビジャーナス」という曲。

先程の「ブレリア」と比べると動きが多く、回転などの技も出てきます。

1番~4番まで、全部で5分ほどの曲です。なかなかの記憶力も必要です。

 

が、「激しさ」で言うと、まだまだ皆さんの想像するフラメンコの域ではありません。

こちらも入門編としてスニーカーで受講可能ですので、体に負担なくフラメンコを始めることができます。

 

 

参考【初級 セビジャーナスクラス】

関内・馬車道(土16:00~)

 

 

 

 

さてさて、皆様にとって「激しい」と思われるのはこの辺りからではないでしょうか。

フラメンコシューズを履き、足技にも挑戦。膝を悪くするというのは、主に足技が原因です。

 

ただ、みんなが怪我をするかというと、もちろんそうではありません。

たとえば悪いフォームで長時間足打ち練習などした場合。これはものすごく負荷がかかります。

それから単純に踊りすぎとか。

 

これも皆さん偏ったイメージをお持ちかもしれませんが、フラメンコはずっと足を打っているわけではありません。動画の初めのように、ステップメインのシーンがあったり、歌メインのシーンがあったり。

その中でちょこっと「足メインのシーン」も出てくるというだけです。

 

適切なフォームで適度な練習を行う分には問題ありませんし、あとはクラスの人たちのレベルや体力によって足パートの数や難易度に差をつけていきます。

 

通常どこのお教室でも、レベルの釣り合わない方、もともと腰や膝が痛い方に、無理して激しい振付をつけることはしません。

ここはあくまでも「コントロール可能」なポイントなのです。

 

 

参考【中級 テクニック+振付クラス】

後楽園(日12:00~)

 

 

 

何歳までならフラメンコが踊れるのか?

この問いの答えはずばり、「一生」です。

 

日本フラメンコ界の重鎮の先生方。90近いお歳になってもまだまだ現役で舞台に立っています・・・!

趣味として続けるならなおさら、難しい技などする必要がないでしょうから、

体が動く限り、自分に合った踊り方で続けていくことができます。

 

私の教室も半分以上が50代、60代・・・の主婦の方々。

みなさん、「体力が落ちた」とか言いながらも素敵に踊り続けています♪

 

初級クラスの生徒さんのおひとり。60を過ぎているとは思えないほど若々しく、エネルギーに溢れた方なのですが、

「もっと歳をとっても、ずっとフラメンコを踊り続けたいです♪」

と言ってくれた時にはとても嬉しかったです(^^)

 

 

私もきっと、体が動く限り踊り続けるのだと思います!

 

この記事を読んで、フラメンコ、やってみたいなぁと思った方は

お気軽にご連絡くださいね

 

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