カルメン・バルガスのブレリア

この間受けたカルメンのクラスで習ったブレリア。

レブリーハのブレリア、どんなんだろう、とワクワクしていました。なるほど、やはり!こういうのが、レブリーハでは歌われるのですね。

 

歌のestilo(スタイル、地域性とか人による違い)の勉強って、本当に難しいです。今はYouTubeがあるとはいえ、独学で違いが分かるようになるのか…というところ。

歌詞も教えてもらえて、アクセントとかノリとかを言葉で説明してもらえるなんて、なんて幸せなことなのだろうと、クラスが受けられることの有り難みを感じます。

 

 

 

日本語訳は下にあります。

参考程度にどうぞ。

 

 

 

Camino de Jerez

Lo van a sembrar de flores

Para cuando pasen los novios

Y canten los ruiseñores

 

Tana y la Juana

Eran de Jerez

Eran primitas hermanas, caramba

Y no se podían ni ver

 

Viva tu padre

Viva tu madre

Viva la rosa 

De los rosales

 

Se acabaron la porfía

Si a ti te quiere tu madre

A mí me quiere la mía

 

Vengo de boda 

De borrachera

Y en mi Lebrija

*Puse bandera

 

Al pocito yo voy por agua

Y no llevo soga

Con la trenza de tu pelo negro

Me alcanza y me sobra

 

 

 

 

(Caminito...)

ヘレスまでの道に

花の種を撒こう

花嫁と花婿が通り

ナイチンゲールが鳴くときのために

 

(Tana y...)

タナとフアナは

ヘレス生まれ

姉妹だったが

会うことすらできなかった

 

(Viva tu...)

きみの父さん万歳

きみの母さん万歳

バラの木の花よ万歳

 

(Se acabaron...)

言い争いをやめた

あなたの母親があなたを愛していると言うのなら

私の母親も私のことを愛している

 

(Vengo de...)

結婚式の帰り道

私は酔っ払っている

そして私のレブリーハに

旗を立てた

 

(Al pocito...)

井戸に水を汲みに行くが

縄を持っていないが

きみの黒髪の三つ編みのおかげで

余るほど充分だ

 

 

 

*puse banderaについては直訳すると「旗を立てる」だが、それが意味するところがよく分かりませんでした。きっと「私の土地、万歳!」みたいなところでしょうが...ただの比喩なのか、それともスペインの、もしくはヒターノの風習にこういうのがあるのでしょうか。banderaはフラメンコの歌詞によく出てくるだけに、とても気になります。

 

 

 

 

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