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カサアルティスタ行ってきました

昨日カサアルティスタに行ってきました。

カサアルティスタは四谷三丁目にあるタブラオです。ホアン一色さんの時代、新大久保にあったころからお世話になっている思い出深い場所です。


この日はブレリアクラスに来てくれてる子と、スペインから帰国したばかりの友人を観に行ってきました。



ショーも、大いに盛り上がりましたが、前後もすごかったです。偶然この日この場所に居合わせた某カンタオーラKさん、ギタリストOさん、そして弾いたり歌ったり踊ったりできる人がチラホラ…

というわけで深夜までフィエスタ(フラメンコで遊ぶこと)という、予期せぬオマケが付いてきました。久々に血が騒ぎました。楽しかった。



帰る頃にはノドがひりひり。足が痛くて、全身疲労。まるで自分がショーで踊ったみたいです。


そんな時、自分はフィエスタ人としてまだまだだな、と実感します。


スペイン人がこうやって遊ぶときは、朝まで、とか、結婚式など盛大な行事になると、三日三晩、とか。とにかく長丁場です。

ルイス・ペーニャやコンチャ・バルガスもよく言っていた。フラメンコは心から遊べ、でも、"sin matarte(シン マタルテ)"


matarは「殺す」、sin matarteで直訳すると「自分自身を殺すことなく」。要は、力みすぎないで、ってことです。(アンダルシア独特の言い回し?普通はあまり使わない表現と聞いたことがあります)


私なんて(周りもですが)フィエスタの場に行くと楽しすぎて、全力でやっちゃいます。パルマもガンガン。でもほんとはそこまでうるさくしないでいいんですね。

スペインのおじさまたちのように、しっとりとしたコンパス、歌、踊り、というツウなフィエスタができるようになるまでには、まだまだかかりそうです。


にしても楽しかった。




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