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ペーニャで遊ぶ

カンテの瀧本さん主催のペーニャで遊んできました。

3人がファンダンゴを唄い合う、しぶいワンシーン
3人がファンダンゴを唄い合う、しぶいワンシーン

 

行くたびに「お~はるかちゃん。いくつになったんや~」と訊いてくれる(笑)

荘子さんによると、初めてペーニャに行ったとき私は23歳だったそう!その頃は池尻大橋のお店でやってました。懐かしいな。

一人で行った私にいろんな人が話しかけてくれ、それからは「いつ行っても誰か知り合いがいる」安心の遊びスポットになりました。

 

現在は四谷三丁目のカサ・アルティスタでやっています。

 

ペーニャとはスペイン語で集まり、のこと。フラメンコの同好会?みたいなものでしょうか。瀧本さんの生徒さんはもちろん、歌いたい人、弾きたい人、聴きたい人、が集まってます。踊りを習ってると言えばブレリアにかり出されますが、カンテを楽しみたい、アフィシオナード(愛好家)の人たちが多いです。私も下手なりに歌わせてもらっています。

カンテ(歌)が好きで、自分で聴いて覚えていますが、ギターと歌える機会はないので。ぶっつけ本番みたいなかんじになります(笑)当然ですが、自分の鼻歌と、人のギターとパルマに乗せて歌うのとでは難しさが全然ちがう!いつも「落ちる音ちがったな」とか「コンパスに合わなかったな」とかいつも反省しながら帰ってます。まあ、歌ってるときは気持ちよく歌ってるんですけどね。

 

しかし、瀧本さん、カンテは言わずもがな、ギターもすごくお上手で。「私もしかして上手い?」と勘違いさせてくれるほど絶妙に伴奏してくれます。さらにすごいことに、miedo(怖さ)とか、vergüenza(恥じらい)とか、マイナスなエネルギーがその場所には存在しません。歌うほうは当たり前のようにアルテ(芸)を披露してのけるし(しかも心が入ってる!)、周りもそれを温かく受け入れ、ハレオをかけ、楽しみを共有してるかんじです。それを可能にしてるのが瀧本さんの存在であり。瀧本さんのフラメンコに対する向き合い方とか、考え方、生き方がこのペーニャをつくり、それに共感する人たちが自然と集まっているのだと思います。

 

毎月最終金曜日、私の楽しみな夜遊びの日です☆

宴もタケノコ
宴もタケノコ